能楽師大藏流狂言方の大藏基誠が、日本の伝統芸能である狂言を気軽に楽しんでもらえるように企画した舞台です。
狂言は、650年続く伝統と格式のある演劇ですが織田信長、豊臣秀吉、徳川家康たちも楽しんだ笑いの演劇です。
「敷居が高い」というイメージのある能楽ですが、狂言は庶民の日常をテーマにしたお芝居で、現代風に言うと「コント」です。
狂言の演目は、主従関係や聟舅(むこしゅうと)など、現代にも通じる身近な題材を扱っているため、初めて鑑賞する方でも楽しめます。
大藏基誠の軽快なトークを交え、狂言の面白さをお伝えします。
25世大藏彌右衛門の次男。4歳8ヶ月で初舞台を踏み、今日までに「末広がり」「那須の語」「千歳」「三番三」「釣狐」「花子」を被く。 小・中・高に出向き狂言を楽しませる学校狂言を展開し若い世代に伝統芸能の楽しさを伝える。 その独特なトークで今までになかった伝統の楽しみを発見出来ると生徒達からも人気がある。 |
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2世大藏吉次郎の長男。駒沢大学文学部歴史学科卒。第24世宗家故大藏彌右衛門及び、父に師事。4才で『業平餅』の稚児役で初舞台を踏み、今日までに狂言における大曲・秘曲、「末廣がり」「千歳」「那須」「三番三」「釣狐」を披く。 各能楽堂での活動の他、日本全国での学校狂言や海外公演・飛鳥Ⅱ船上狂言など多数参加。 また狂言界の窓口を広げるためにも「狂言教室」を開講し、狂言の魅力を紹介。 |